因島重井町 大浜往還(古道)その1
大浜往還(古道)
その1 伝六ロードまで
その3 灰の奥口まで
その4 池の迫峠まで
その5 大浜峠まで
その6 大浜こ道橋まで
その7 第三久保田橋まで
その1 伝六ロードまで
大浜往還(古道):重井町川口大師堂下から大浜町第三久保田橋まで。
大浜往還(旧道):消防署(因北分署)の前の道祖神の小祠から大浜町第三久保田橋まで。(現在は途中で消滅)。しまなみ海道ができて新道ができるまで使われた。車も通れた。
大浜往還(新道):消防署(因北分署)南のトンネルの南側三叉路から大浜町第三久保田橋まで。
これらは、当然のことながら途中で一緒になる。起点を同じにすべきではあろうが、現在の道路事情を考えれば、このようにしておくほうが便利だろう。
大浜往還(古道)
概要
大師堂下から南東へ。川本屋前で左折。東進。登り坂。丸本屋の前を通過。旧村長裏で伝六ロードと交差。東へ直進。大脇田でやや右折。道なりに登っていく。
大師堂下(変形四つ辻):大浜往還(古道)重井側起点。
ここは重井の古くからの道の重要な結節点である。
西へ、文化橋までが「縄手の土手」(なわてのどて)
北西へ、郵便局までが「青木道」
東へ、やや登り坂が白滝山参道。白滝山表参道はかつては、青木道から始まったようだ。12丁の丁石が、青木道昭和橋線三叉路で確認できている。しかし、青木道も歴史のある道路名だから、青木道は青木道としてそのまま残し、ここを表参道の起点としておこう。(注意! 白滝山へは白滝フラワーライン経由で、八合目駐車場から徒歩約10分である。)
この変形四つ辻にはかつて火の見櫓(半鐘台)があった。今はその隣りに、脇田舟原線の道路改修記念碑が建っている。東方向を見たとき、表参道と大浜往還(古道)の段差からこのあたりの、一町田や長右衛門新開(青木)を埋め立てる前の地形がおぼろげながら想像できる。
2014.12.10.尾道市因島重井町。川口大師堂下。白滝山参道(左側)、大浜往還古道(右側)起点。左の石段を上がったところが、因島四国88カ所84番屋島寺、通称大師堂。
右に曲がると、葉タバコ乾燥庫が道の両側に見えます。
大正9年建設の重井で最初に建てられた葉タバコ乾燥庫。
この先の三叉路を左折すると、白滝山が見えます。
カーブミラーのところで、伝六ロードと交差し、あとは、道なりに進みます。
その前に、ポンプ小屋です。
重井で最初に購入された消防ポンプがあったところです。おそらく、旧庄屋の丸本家の土地が提供されたのでしょう。
江戸時代、庄屋を勤めていたこともある丸本家。左隅、ブロック塀の高さにある建物が、大浜往還(古道)起点の近くにある大師堂。
遠くから見ると・・・
白滝山南側の尾根の岩の下あたりが大浜往還(古道)が通っていたところ。