夕凪亭別館

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因島 白滝山 伝六夫婦像

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2014.12.13.総覧187 伝六さまご夫妻像。尾道市因島重井町。白滝山山頂広場。

一観居士柏原伝六と妻の座像。妻の座像の円座には、右から「一観妻」か。「妻」の文字は風化して読めない。さらにその下の直方体の石には右から「一観像」、左には縦書きで「施主」「柏原伝六」それに箱形の符号。

一観像の左側(向かって、右側。西側)が空いている。これについて、今迄耳にした説が3つあった。

1.家を建てると、その気苦労からか、安心感からか、せっかく建てたのにほどなく亡くなることがよくある。そのため、縁起をかついで、最後の部分は施行せずに未完成にしておくという風習がある。お城でも天守閣の最後の部分は施行してなくて、七不思議だとか言われたりする。これと同様に、白滝山の石仏群も、未完成で終わりにした。

2.参拝者、あなたの席ですよ、というもの。

3.伝六さんの息子の座る位置だった、というもの。後に作れよ、という意味か?

 

 

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