夕凪亭別館

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2004年11月

Lost Days

2004年11月1日。 月曜日。晴れ。    
  5時15分に起きる。18.1℃。132 88 p75
  朱川湊人「花まんま」(オール読物2004.11)生まれ変わりの妹が,前の家族に会いにいくという話し。実にうまい。
  光原百合「扉守」(オール読物2004.11)読む。
  
2004年11月2日。 火曜日。晴れ。      
  4時25分に起きる。17℃。寒い。143 103 p64  薬飲む。寒くて縮こまると血管も収縮するのか。
   連城三紀彦「冬薔薇」(オール読物2004.11)読む。
   本日から塗装工事始まる。
   英語科のE先生が亡くなった。

2004年11月3日。 水曜日。晴れ。  
  3時45分に起きる。124 99 p69 薬飲む。
  朝から塗装に来る。若い人が三人。どんどん白く壁を塗っていく。午前中少し寝る。午後雨が少し降る。3時頃小雨がやまないので,塗装を止めて帰る。マックスバリュへ買い物。30分ほど中央公園を歩く。早い夕食を済ませて,平安祭典へ通夜に行く。

    
2004年11月4日。 木曜日。晴れ。      
  5時に起きる。14.5℃。140 89 p71  薬飲む。
  12限授業。帰って着替え,亜希子を乗せて東福山まで送る。岩田先生と平安祭典へ。受付をする。3時過ぎに学校へ。休暇をとって帰る。家の壁の塗装はほぼ終わった。あと,樋と塀の塗装である。炬燵で寝たせいか喉が痛くなる。
   やっとソニーのCDクラブの案内が来る。

2004年11月5日。 金曜日。晴れ。      
  5時に起きる。16.0℃。125 90 p76 薬飲む。
  今日は開学記念日。3年の理科野外学習で弥高山へ行く。
  今日も塗装。壁が完成し,塀が半分。残りは明日,塀と樋で終わる予定だそうだ。
  夜歩く。

2004年11月6日。 土曜日。晴れ。      
  5時半に起きる。16.2℃。121 89 p71  薬飲む。
 Y先生の三回忌が近づいたので,お参りする。
 本日で塗装が終わった。壁も,樋もきれいにしてくれている。上出来。
  伊坂幸太郎「恋愛で死神」(オール読物2004.11)読む。
  加藤和也「歌手美空ひばりと家族の真実」(オール読物2004.11)読む。

2004年11月7日。 日曜日。晴れ。
  5時半に起きる。16.7℃。112 77 p69  薬は飲まないことにしよう。6時過ぎから廊下にワックスをかける。
  阿刀田高「ロゴスを捜して」(オール読物2004.11)読む。

      
2004年11月8日。 月曜日。晴れ。  
  5時40分。16.7℃。   121 81 p74。薬は飲まない。目が覚めないはずだ。
 佐野洋「したたかな人」(オール読物2004.11)読む。

    
2004年11月9日。 火曜日。晴れ。      
  5時15分に起きる。17.1℃。139 97 p71
  赤川次郎「都会の死体置場」(オール読物2004.11)読む。まったくいいかげんな小説である。大崎善生「Will you love me tomorrow?」(オール読物2004.11)読む。少し物足りない。学生運動は難しいから,このような形ででも,スケッチしておくことを続けるしかあるまい。最終章の長女の死はもっていきようが無理があったのでは。
 正倉院展を見に行く妻らを7時25分に大門駅へ送り,35分の電車に乗った。8時過ぎから足場の撤収。併せて,増築部分の基礎工事にかかった。音も人もすごい。昼休みに写真を写す。やがて,ここも新しい建物ができて,古い面影を誰もおもいださなくなってしまうだろう。
 7時半に大門駅へ迎えにいく。高屋へみやげをもって行く。
  植え替えし 月桂樹の枝に 青葉戻る
  檜山良昭「アイヒマンの遺産」(徳間ノベルス『アイヒマンの遺産』所収)終わる。
おもしろいが,拍子抜け。

2004年11月10日。水曜日。晴れ。
 4時15分に起きる。17.2℃。 122 79 p69。薬は飲まないことにする。
  2時頃トイレへ行きたくなって目が覚めるも,寒いので,電子毛布を入れて暖かくなるのを待っているとそのまま寝てしまった。
 吉永南央「紅雲町のお草」(オール読物2004.11)を読む。これがオール読物推理小説新人賞だから呆れる。推理小説でも何でもない。この賞そのものが風前の灯火といったところか。
下水の掃除。できた基礎はこれで終わりらしい。セメントを塗ることもないそうだ。屋根の破風覆い(矢切)の据え付けは済んであるらしい。フローリングと壁紙の色を廊下台所と同じにするように頼む。
      
2004年11月11日。木曜日。雨時々曇り。      
  5時40分。20.1℃ 128 86 p63 薬は飲む。夜中に雨が降る。
 「ボルマンの亡霊」(徳間ノベルス『アイヒマンの遺産』所収)終わる。これはおもしろい。それにブラジルの日系人をモデルにした小説としてもおもしろい。
   午前中雨。午後曇り。夜も雨。

2004年11月12日。金曜日。晴れ。      
 4時15分。21.9℃。小雨か。119 85 p57 薬は飲む。
  「ハンブルクに消えた男」(徳間ノベルス『アイヒマンの遺産』所収)終わる。おもしろいがよくわからないところもある。
  9時に出発して,貸し切りバスで光市へ。室積海岸のかな久旅館で食事。
  そのあと市民ホールで全体会。隣の公民館で分科会。2時間近くあるので,室積半島へ行き,付属光小中学校のグランドから景色を眺める。その後,海商通りを歩く。郷土館に入る。それから移動して懇親会。

2004年11月13日。土曜日。晴れ。  
  4時に起きる。4時半から風呂。薬飲む。9時にかんぽの宿を出発して10時頃岩国錦帯橋へ。白蛇,岩国城などを見て,食事。1時過ぎに出発。3時半に帰る。
  9時に寝る。

  
2004年11月14日。日曜日。晴れ。
 6時45分に起きる。14.3℃。  151 91 p72   薬飲む。
  「満州密輸団」を読んで,徳間ノベルス『アイヒマンの遺産』をすべて終わる。
  廊下,台所のワックス掛け。食事をして,おだへ買い物。
   伊集院静「少年譜」(オール読物2004.10)読む。
   重松清「すねぼんさん」「タオル」(オール読物2004.10)読む。

  朝,昼,夜と今日はよく歩いた。

  「海猫」
  さっき出ていった客のコーヒーカップを片づけながら,美沙は,いいなあ,と思った。
  古い港町の商家の並んだ通りが,町並み保存の対象となって,母が始めたみやげもの屋の片隅にあった,喫茶コーナーが,そのまま発展して今では,喫茶店として独立している。一人娘の阿柚を連れて,実家に戻ったとき,軒先を広げて美沙に任せてくれた。その後,両親があいついで亡くなり,土産物屋はたたんで,喫茶店だけでやってきた。「海猫」という喫茶店には似つかわしくない名前も,土産物屋の名前をそのまま引き継いだもので,変えるきっかけを失い,そのまま「喫茶・海猫」なのである。
   
2004年11月15日。月曜日。雨のち曇りのち晴れ。 
 2時頃よく雨が降っている。6時に起きる。16.0℃。 133 83 p73
 「頼山陽とその時代」の下のほうを読んでいる。
  朝雨が降っていたが,やんだ。
  昼に帰ると,増築部分の建築にかかっている。柱と壁ができている。午後また学校へ行って校内模試を完成させてから4時頃帰って,廊下に電気をつける。5時前に学校へ行って,日番。6時に帰ってみると,屋根がついている。
  夜,柱の位置を測っておく。南西の壁側の根太の土台の角材が横から釘打ちされているだけで,ブロックとの間があいているので下からも支えておかないと弱いような気がする。他の土台は非常にがっしりしていてよい。
    
2004年11月16日。火曜日。晴れ。
  4時に起きる。14.9℃。139 91 p66
  増築部分は壁と天井がついた。床はコンパネまで。庭側の窓が腰高窓であった。吐き出しのつもりだったのに。もおういいことにする。
  夕食後電気を買いにベスト電器へ。4畳半のを新しいところへ。八畳のを四畳半へ。八畳用と新しいところのを1つづつ買う。
      
2004年11月17日。水曜日。晴れ。      
  5時40分に起きる。11.4℃。118 84 p73 薬は飲む。
  今日も増築工事。
  ガラス窓が入る。

2004年11月18日。木曜日。曇り雨。
  4時40分に起きる。13.6℃。138 76 p77   薬飲む
  朝でかけに小雨。ずっと小雨。午後,少し降る。屋根の鼻隠しなどほぼ午前中で終わったのか。午後ではほぼ完成した。押入の最上段と戸がまだ。
  
2004年11月19日。金曜日。晴れ。  
 5時半。15.6℃。136 95 p81  薬飲む。
  今日は掃除をして終わるかと思っていたら,外の壁のパテ塗り,屋根の覆いなどで二人で一日したそうである。明日もまたするとか。
  中は掃除をして広々としている。
   
2004年11月20日。土曜日。晴れ。 
 12.8℃  142 91 p75
  今朝は三島の鴎外論(中公「日本の文学」の解説)を三島全集32で読んだ。ずっとずっと前に『作家論』で読んだものだ。改めて三島のストイックなそれでいて典雅で発表の場所に最もふさわしい内容にまとめあげた文章の美しさに魅了された。
  三島が多才であったことは事実だが,この文章だけからも,そのことがありあらいと伺える。
  朝から,外回りの工事に来てくれる。古い車庫の柱をとる。土をとったり,玄関前の石を動かしたりしてくれる。
 午後,みつぎ工務店の社長さんが来られ,パテ塗りなどされる。それからクロスの測定など。廊下との境のアルミサッシを拭く。
   
2004年11月21日。日曜日。晴れ。      
  5時に起きる。12.9℃。133 89 p63
  廊下,台所にワックスをかける。9時からおだへ買い物。帰ってから,春日池へ行き散歩。山梔子の移植。柘植の移植。ガラス窓の掃除など。
   山本一力「逃げ水」(オール読物2004.10)読む。

2004年11月22日。月曜日。晴れ。 
 5時10分に起きる。12.1℃。  126 84 p71
  角田光代「ツウカマチ」(オール読物2004.10)読む。通過待ちの意味。
  4人で外回りの工事に来る。ほぼできている。水曜日にコンクリートを打つ。
 
2004年11月23日。火曜日。晴れ。 
 5時15分に起きる。126 88 p79 薬飲む。    
  カーポートを設置しに来てくれる。昼過ぎに済む。掃除

2004年11月24日。水曜日。晴れ。  
 6時15分。12.2℃。 112 74 p71飲まない。
  コンクリートを打つ。壁紙を貼りに来てくれる。3時前に終わる。
  4時半から業務主任会。
 夜,テレビで篠田正浩監督作品「少年時代」を見る。

2004年11月25日。木曜日。晴れ。
  3時30分に起きる。13.7℃。亜希子はまだ起きている。144 84 p64 薬飲む。   服部まゆみ「父のお気に入り」(オール読物2004.10)読む。
 世界の名著「アリストテレス」届く。
 午後電気工事来る。夕方完了とのこと。これをもって夕凪亭竣工とする。夜からカーテンをつけ,荷物の一部を搬入。
  
2004年11月26日。金曜日。晴れ。夜雨。風。  
 5時半に起きる。13.7℃。113 85 p67 薬は飲まない。  
  朝,世界の名著「司馬遷」少し読む。秀蔵は試験で弁当はいらない。
  234限が授業。午後休暇。本棚の移動。
  夕方,コンクリート打ちの板ビニールはずす。車は明日まで入れない。
  夜に,引き出しの移動。

2004年11月27日。土曜日。晴れ。   
 6時半に起きる。13.0℃。132 89 p61   
  光原百合「クリスマスの夜に」(オール読物2004.12)読む。
 8時過ぎに出て,典子と病院へ。帰りにおだで買い物。帰ってずっと本の移動。
  6時前にみつぎ建設の社長さん来られる。鼻隠しの残りをする予定だったが騒音が近所迷惑だから,月曜日にするとのことで材料を置いて帰られる。
 夜になって,机用の長板(240センチ)を四畳半から移動。

2004年11月28日。日曜日。晴れ。    
  昨夜12時頃まで片づけ。8時に起きる。パソコンの設定。夕凪亭で動くようになる。インターネットも設置完了。
  11時から中央公園を歩く。帰ってからハローズへ買い物。午後,ディック,アトラスで,カーテンレール,板,ファン付き電灯など買う。
 そのあと,帰りに春日池公園を歩く。

2004年11月29日。月曜日。晴れ。
  4時40分に起きる。12.8℃。129 87 p63 薬飲む。
 高橋直樹という人の「天皇の軍」を読んでいるがまだ終わらない。
 みつぎ工務店から社長さんと他に2人来られ,鼻隠しを完了させ,ワックスを塗ってくれていた。西原さんも来ており,エアコン用穴の指示。それに本立ての支柱の長い部分をカットしてもらう。門扉の工事も終わる。

    
2004年11月30日。火曜日。晴れ。
 5時に起きる。 11.8℃。129 98 p69      
 高橋直樹天皇の軍」(オール読物2004.12)読む。
クーラーの穴を開けにきてくれた。既に開いている。西原さんが廃棄物をもって帰ってくれる。ビールをわたす。
 ガソリンを入れ灯油を買ってくる。洗車も。午後,西原さんと,みつぎの社長さんが,本棚の支柱に穴を開けにきたそうである。6時頃帰り,夕食後,散歩。それから本棚の組み立て。12時に寝る。

Lost Days