因島 白滝山 仁王門
総覧171 仁王像
2014.11.30.尾道市因島重井町。白滝山表参道。表参道第一駐車場(ペンション白滝山荘の上)から徒歩5分。
文政13年(1830)林蔵着工以来三年三ヶ月籠山の後白滝山五百羅漢完成。
天保5年(1834)八幡宮、善興寺へ仁王像建立。(寄進者 村上十兵衛、柏原林蔵)
嘉永3年(1850)重井村四国八十八カ所霊場建設(伝承)。(村四国)
安政6年(1859)白滝山観音堂再建。
明治元年(1868)神仏分離令により八幡宮仁王像、白滝山中腹へ移転。
明治4年(1871)白滝山観音堂、善興寺奥院となる。
明治42年(1909)白滝山に仁王門落慶。
製作は尾道の石工太兵衛。なお、太兵衛は山上、観音堂広場の多宝塔の作者でもある。
登り:
因島重井町 柏原神社
2014.12.10.尾道市因島重井町須越。ダバオの上を南に登る。島四国81番白峰寺の隣り。白峰寺の前の小祠は重井村四国の8番熊谷寺。
もと荒神社(こうじんさん)。さらに古くは無量寺であって、正光寺、天秀庵(片山)長福寺(細島)とともに重井廃寺のひとつ。
幾日かたって、夕爾さんが重井に来られた。よく晴れた日であった。教室を廻って子供達を見てくだされ、校庭にも立ち、全域が見渡されるよう、南側の岡、柏原廟のあるところまで上がってもらった。ゆっくりと町内を眺め、白滝山に目を注がれていた。言葉少なく、暖かい眼差しで見てくだされた。
横田徳造「重井小学校校歌」。因島市退職校長会県教育会因島支部編、「因島の教育 半世紀」、平成13年、p.50と51の間。校歌のできるまで。
重井小学校校歌の作詞者、福山市の詩人木下夕爾氏を案内されたときのようす。