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夕凪亭別館

本館 http://hb8.seikyou.ne.jp/home/crystal/index.htm        博物誌インデックスhttp://hb8.seikyou.ne.jp/home/crystal/Naturalis/Naturalis001.htm        植物誌インデックス http://hb8.seikyou.ne.jp/home/crystal/plants/plant001.htm

1971年

Lost Days

1971年(昭和46年)

広島市大河内町                 

                 

1971年1月3日。日曜日。

 Y先生宅訪問。AM11:00頃。   

 

1971年1月4日。月曜日。

 広中英,英岡本,数清原,午後 数清原

 

1971年1月5日。火曜日。

 朝一面の銀世界に驚く。(霜)。830 家にTel。昼,食事,買い物に出る。

 英鈴木,4限英自習。英作山本。午後英ゼミ岡本。

 

1971年1月6日。水曜日。

 英鈴木,数富田,英広中 午後数ゼミ清原。

 

1971年1月8日。金曜日。

 9時数学,清原

 11時写真。

 11時半英作文 山本

 14時より清原ゼミ。

 

1971年1月9日。土曜日。

 AM10:00因島高校 調査書500円。

 

1971年1月11日。月曜日。曇り。

 数森,英岡本,数清原

 

1971年1月12日。火曜日。快晴。

 英 数

 

1971年1月13日。水曜日。

 8回模試。

 

1971年1月14日。木曜日。

 家へ手紙。

 

1971年1月15日。金曜日。成人の日。晴れ。

 一面の霜。窓ガラスの水滴が氷っていた。すがすがしい朝。

 17時過ぎに外食。

 

1971年1月18日。月曜日。晴れ。

 健康診断書。結核予防センター(手紙)

 

1971年1月19日。火曜日。晴れ。

 うそのやうな好い天気が続いてゐる。

 

1971年1月20日。水曜日。曇り。午後雨。

 今日で,正式の授業は終わり。

 午後6時頃家より電話。25日のガイダンス,父来広との連絡。

 

1971年1月21日。木曜日。曇り後晴れ。

 午前中曇り。霧か靄に覆われている。3時に銭湯へ。

 

1971年1月22日。金曜日。曇り。冬型気候か雲多し。

 漢文。(特時)詩についてまとめる。大変有意義なり。

 11時頃,ダイエー

 

1971年1月23日。土曜日。

 1限谷川。数B。3限富田。数

 

1971年1月24日。日曜日。

 2限。数B。富田。

 

1971年1月25日。月曜日。

 13時よりガイダンス。清原先生。父来広。

 

1971年1月27日。水曜日。

  6時過ぎ,家から電話。

 

1971年1月29日。金曜日。

 9時から英作文。続いて漢文。

 

1971年1月31日。日曜日。

 模試。

 

1971年2月3日。水曜日。

 丸善,金正堂,ダイエーなどへ行く。

 

1971年2月5日。金曜日。

 願書提出。

 

1971年2月12日。金曜日。

  整理講座,24日まで。

 

1971年2月15日。月曜日。

 清原特論。18192223も。

 

1971年3月1日。月曜日。

  入試。

 

1971年3月13日。曜日。

 実家にて。

 何となく目的もなく二階に上がってみると,ふと日記が目についた。微分がどうのとあったので,高二の一月頃と思われるが,大変素朴で感動した。しばらく捜して,高三時の日記をやっとのことで発見したのだが,そこに並べられている品のない文章の羅列に思わず目を覆ってしまった。高二の日記を見ていると,日記ということを一言も書いていない。

 

 虚脱的状況の中で瀬戸内の春の訪れを待っている。

 今,昔の日記をぱらぽらとめくって見たのだが,年をとるにつれて文章がまずくなっている。高校3年がその極みである。文章の悪さ,やたらと並べられた美辞麗句のきたなさといったら他に比類がない。もっと素朴で純真な僕自身に帰らなければとひしひしと思う。

 二階に上がったついでというわけではないが,

 ペンギンを読んだり,ケネットを読んだりしているのだが,何しろ目的がないのだからすぐ飽きてしまうのももっともである。昨日,数学物語を断片的に,ギリシア神話の入門書を三,四十ページ読んだ。ともにおもしろく古巣に帰ったような満足感を覚えたものである。

 

 雀の鳴き声を耳にしながら,木々の間から洩れてくる暖かい春の光をみつめている時の私は,大変幸福である。意地悪な雲の悪戯によって,その暖かい光は,隠れたり,現れたりしている。隠れてしまうと,春めいた感じは一瞬にして遠ざかり,小鳥たちの囀りもまた肌寒く聞こえてくる。はやく光が現れないかなと,気を苛立たせながら待っていてもなかなか光は出てこない。そんな時がしばらく続くと春風のように感じている静かな,おだやかな風すらも,冬を思い出させてしまうようである。

 

 さっき,二階に上がったとき,使い古しの西洋紙を見ていて,たまたま中学三年の時の,数学のテストを発見した。いずれも間處芳孝先生の作成されたもので,あの頃のことを思うと,大変懐かしかった。テストの得点も意外とよく,ほとんどが八十,九十点代で,我ながら驚いた。ほんとうにあの頃は,勉強しなくてもよくできたものだと思う。

 

 

 

1971年4月2日。金曜日。

 広島へ行く。広島市宝町に下宿を決める。

 

1971年4月8日。木曜日。

 入学式。広島市公会堂。午後1時集合。1時30分開会。

 

 

1971年4月17日。土曜日

  14時。ボート 艇庫。 

 

1971年4月24日。土曜日

 コンパ。

 

1971年4月30日。金曜日

 家に電話。

 

1971年4月31日。土曜日

 合宿。洗面道具,筆記用具,着替え,2500円。

 

1971年5月4日。火曜日

 化ゼミ,岡野

 

1971年5月6日。木曜日

 数,レポート提出

 

1971年5月7日。金曜日

 独語休

1971年5月8日。土曜日

  独休

1971年5月11日。火曜日

  化ゼミ

 

1971年5月22日。土曜日

 独,テスト

 

1971年5月24日。月曜日

  午後6時,ドイツ語LL。

 

1971年5月26日。水曜日

 時計(ナカオカ)

 

1971年5月28日。金曜日

 ドイツ語p.10読み。富岡。

 10時,ドイツ語テスト。

 

1971年5月29日。土曜日

 微積テスト,独試。

 観音青年研修所 5:00~交換会

 

1971年6月5日。土曜日。

 江口,数学休講。 わかば PM4:30

 

1971年6月8日。火曜日。

 物 課題あり

 

1971年6月9日。水曜日。

 化 水はなぜものをよく溶かすか。

 

1971年6月13日。土曜日。

 英検試験。

 

1971年6月19日。土曜日

 家庭教師講習会。

 

1971年6月20日。日曜日。

 学科ハイキング。

 

1971年6月27日。日曜日。

 広詩協大会。

 

1971年6月29日。火曜日。

 午後6時から8時英数。

 

1971年6月30日。水曜日。

 午後6時から8時国理。

 

1971年7月3日。土曜日

 数追試。PM100

 

1971年7月17日。土曜日

 10時平和記念館

 

1971年7月18日。日曜日

 (英検)二次

 

1971年7月21日。水曜日

 24日土まで,鞆対潮楼にて夏合宿

  城山 獄中作 海南江 白鳥は

 

1971年7月23日。金曜日

 CYに電話。71-6973さかい

 

1971年7月27日。火曜日

 古江 塾バイト

 

1971年7月28日。水曜日

 830より塾,観小

 

1971年8月2日。月曜日。

 井の口 中3数学-7

 庚午 中2数学-8 

 学ぶ態度,自主性,自信,希望,興味

 

1971年8月3日。火曜日。

 数2 庚午9001100

 

1971年8月4日。水曜日。

 数3 井の口9001100

 

1971年8月5日。木曜日。

 数2庚午

 

1971年8月7日。土曜日。

 数3井の口

 

1971年8月14日。土曜日。

 盆。帰省。

 

1971年8月19日。木曜日。

  独語課題郵送。

 

1971年8月20日。金曜日。

 午後1時岡山駅表入り口集合。3000円。岡山県邑久郡牛窓町国民宿舎牛窓荘。合宿。

 

1971年9月9日。木曜日。

  9時から306号室で江口(微積分学)の補講。

 

 

1971年9月12日。日曜日。

 水星西方最大離角。日の出時高度18°

 

1971年9月23日。木曜日。

 英語片柳11頁。

 

1971年10月3日。日曜日。

  仲秋の名月

 

1971年10月7日。木曜日。

  吟道部合宿。9日まで。

 

 

1971年11月12日。

 吉本隆明共同幻想論」(河出書房新社)購入。

(以下,同書の書き込みから)幻想の現代的修正 Nov.12.'71吉本隆明とかいう男の名は高校時代から知っていたが,その著作に目を通すのは今が始めてである。そして今でも彼については何も知らないのである。老いの坂が西に向ったおじいさんか,四十代の三島由紀夫のような,人生の最盛期を生きるカッコイイおじちゃんか,あるいは又,三十代の大江健三郎と同世代の我々より少し前の世代の人かも知らないので。おぼろげながらわかるのは,彼が国文出身の人であり多少新星(?)かも知れないということぐらいのものである。何事も実物に当たってみないで,外から想像したところで,核心には辿り着けないのであるから,まず,勇気を出して,読み始めてみよう。因みにこの書を購入したのは高校時代の知人に「吉本隆明のものを読んでみないか」と教えられたからである。

 

1971年11月15日。

 (「共同幻想論」55頁への書き込み)民族譚を共同の幻想してとらえているのは,卓見でまた正しいと思う。それだけで終わって論理が何ら次へと,結論へと向っていないのは残念である。  

 

 

1971年12月3日。

 (「共同幻想論」73頁への書き込み)おもしろい。また,論理的には大変よくまとまっているがないようが理解しがたい。

 

1971年の手帳

 

巻末(日付なし)

 

4340cc。背筋力126kg.

 

宝町4番25号3畳1間。13000円。

 

12

 

 

保理

高木

大講

 

 

 

憲法

杉田

大講

微積演習

江口

604

英語

山元

402

微積

江口

606

34

 

 

 

 

 

力学A

竹之内

 

 

 

英語

片柳

206

独語

児玉

203

独語

 

301

56

 

 

国文学

岩佐

106

化ゼミ

岡野

401

化学概論A

山村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

78

 

 

 

 

 

 

 

 

化学概論B

 

体実

 

105

 

 

 

 

 

 

 

   (後記)恐らく一年前期の時間割だろう。金曜の午後は斜線。実験か?

Lost Days 

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