村上水軍研究目次
1代 村上定固
7代 村上義弘
前期村上水軍家は初代の定固から義弘まで七代である。森本繁「村上一族のすべて」p.131
さるにても、河野の旗下に村上と云える海賊方の棟梁あって、後には一族の第一となって、河野十八家大将の随一なり。其の根元を尋ねるに、北畠顕家卿の枢機たり。往昔(そのかみ)塩飽島に来たりて、何となく彼の七島を押領し、それより予州のうち垣生(はぶ)、能島に渡り、島の者を懐(てなづ)け て、・・・
愛媛県越智郡社会科同好会編、「与陽盛衰記―予章」、愛媛県教育研究協議会、 (1969年) p.248
これは今岡時代あるいはそれ以前のこととして出てくるのあるが、後年の三島村上発祥譚のことに近い。